皆様こんにちは、川島商事の中島です。いつもありがとうございます。
青葉が陽にまぶしいこのごろですが、お変わりありませんか?

今回はビジネスホテルについて考えてみます。
ビジネスホテルは、国内に約7000軒ありますが、リーマンショック後のビジネスホテルは、景気後退による企業の出張費節減などで苦戦を強いられていました。
そのため各社は、女性客、家族連れ客、外国人客などの開拓に力を入れました。客の取り込みを強化するために、全室にWi-Fi(ネットにつなげられる電波を発信する装置)を整備したり、露天風呂を備えたり、産地直送の食材を提供したり・・・集客のための色々な工夫をしてきました。

また、ビジネスホテルの場合、どうしても週末に客が少なくなるので、週末に「女性専用フロア」を設けて、部屋のインテリアや備品をすべて女性向きにするなど、週末の女性観光客の集客に力を入れるビジネスホテルが増えました。
ただ、すべてのビジネスホテルがターミナル駅や観光スポット周辺にあるのではないので、立地に恵まれないビジネスホテルの週末は苦戦状態です。

また最近は、ビジネスホテルが、地方のホテルと提携するケースが増えました。
ビジネスホテルは地方ホテルの土地を借りて運用できますし、ネットでのホテル予約が増える中、地方ホテルは大手ビジネスホテルと提携することで、予約サイトに払う手数料が低く抑えられる利点があるからです。

さて、昨今は外国人観光客の増加に伴い、特に東京や大阪のビジネスホテルは稼働率80%を維持している状態が続いています。(稼働率80%になりますと、予約困難になります)それにつれて、宿泊代金も上がっているのですが、今のビジネスホテルの数は、外国人観光客の増加ペースに追いつけないのが現状です。
稼働率30%と低い旅館の稼働率を上げればとの考え方もありますが、旅館の場合は部屋数が少なく、そう簡単にはいかないみたいです。

今、このビジネスホテルの他に、リゾートホテルやシティーホテルの新設が増えていますが、いつか日本ブームが下火になった時が心配に思います。
皆様、暦の上では夏です。どうかお体をご自愛下さい。

それでは今回はこれで失礼します。