代表取締役社長 中島裕司

代表取締役社長 中島裕司

江戸と呼ばれていた頃の東京で、私達の会社がはじめて紙商としての産声をあげたのは寛文12年(西暦1672年)のことになります。当時の様子を詳しく伺い知ることは出来ませんが、水戸光圀や大石良雄、あるいは奥の細道で知られる俳聖 松尾芭蕉、そして文人では井原西鶴や近松門左衛門など私達にも大変馴染みの深い人達がそれぞれの人生を目標に向けて歩んでいた頃にあたります。

このような古の時代を出発点とした当社は、これまで数々の苦難な時代を経験しながらも、永い永い道程を途絶えることなく次世代へと受け継ぎながら今日の私達へと引き継がれて来ました。

私達がこれまで一筋に関わりを持ってきた紙も、時代の推移の中で技術の進歩に伴い、数限りないと思われるほど様々なものが生まれています。多様化するニーズに対応しながら、今後も更に新たな開発が続くものと思われます。

私達は様々な紙の特色を、より多彩に有効に活用することを目指し、予てより独自の路線で市場の開拓を進めてきました。同時に企画やデザイン等の研究開発にも、積極的に取り組んでおります。

これらの地道な基礎固めが業界内に於いても評価され、現在東京を軸として大阪、仙台にも事業所を設置、1,500社に及ぶお取引先に多くのオリジナル商品を供給し、全国規模での営業活動を展開するところまで事業拡大に至っています。

ひと雫から生まれた小さな流れは、時代その時々の流れを糧としながらも340年を超える時間を超越し、いま更なる飛躍を目指して社員一同と共に力を合わせて漕ぎ進めていることを思うとき、或る種のロマンを感じるものがあります。

皆様には、今後も変わらぬご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。